親の介護

親不孝物語 #2

親不孝物語 #1~親の介護とどう向き合う?~うちの父の話なんですが・・・。 https://yukkocounselingroom.com/life-of-around-50-5...

父の介護認定調査

父の介護申請の結果、要介護1になりました。

下垂体腺腫が視神経を圧迫しているので、、
今でも左目は失明していますが、
右目も徐々に視力は落ちていく予定です。

今は、実家で猫と暮らしていますが、
猫の子世話だけではなく、
自分の世話も難しい状態です。

頑固で家に拘りのある父は、
それでもなかなか今の生活を手放すことは出来ないようで、
かかりつけ病院のケアマネさんや福祉関係の方の
手助けをなかなか受け入れない様子です。

そんな父親が、
今回の要介護1の認定を境に、
施設入所を本格的に考えてみるという方向になりました。

同居しているペットの問題

今は体が動くのですが視力が落ちていることと、
耳の聞こえが悪くなっていることから
健康的な居住環境を自分一人で維持するのが
難しい状態になってきています。

とりわけ、飼っている猫の世話は
トイレの掃除などの基本的な世話に加えて、
避妊や予防接種、ノミ・ダニの処置なども
一人ではできない状態。

ただ、
一人で暮らしている父にとって
猫の存在は唯一の癒しと言っていいので
自身もなかなか手放すことが出来ない。

施設入所の申込はするものの、
猫たちをどうするかが今後の課題になりそうです。

ケアマネさんと電話で話している時に
「処分」
という言葉が出たのと、
「なかなかもらってもらうことは出来ない」
という言葉が出たのが引っかかりますが、

まさか保健所に引き取ってもらうつもりかな?

私としては、それだけは避けたい。

父の施設に関してはケアマネさんに一任するとして、
猫たちについては出来る範囲で
私が動くことになるかもしれない。

と言っても、猫アレルギーの私が
猫を引き取ることは出来ないので、
保護団体にお願いすることになるだろうな。

今はペットと一緒に入所できる施設もあるようだけど、
とても人気が高くてなかなか入れないし、
実家の近くにそれがあるとは限らない。

私としては、
自分の老後の為にも
そういった施設が増えてくれるといいなぁ
と思う。

父にとっては
たとえノミダニだらけでも、
汚れていても大切な猫たち。

傍目から見ると、
全然世話してなくて、
可愛がっていないんじゃないかと
思われそうだけど、

目の見えにくくなった老人が
動かない体を一生懸命使って
出来る世話を続けていると思うと

猫にとってもそれが幸せかもしれない。

無理に施設に入れて
離れ離れにすることが必ずしもいい事なのか
それも気にかかるところなのだけど…。

親を引き取るか引き取らないか問題

で、ケアマネさんから聞かれたのが
「娘さんの近くの施設ではだめなのですか?」

うーん、別にいいんだけど…。

80歳を過ぎた目の見えない(今はまだ見えてるけど)老人を
全く違う環境に連れてくることは
結構リスクが高いよね。

福祉関係の人たちは結構簡単に言うのよ。
家族の近くにいる方が良い。
って

それって、その家族によって本当に様々。
一緒にいる方が良い家族もあるけど、
うちは違う。

私の人生を考えても、
父と暮らした年数に比べて、
1人若しくは今の家族と暮らしている年数の方が
圧倒的に長い。

しかも、
その間ほとんど交流と言っていい事が無かった。

そんな父と娘が一緒に住む選択なんて、
私の中にははじめっから無い。

親不孝とか色々言われるだろうな。

父が行っていた祖母の介護

昔、祖母がまだ生きていたころ、
認知症で一人暮らしが出来なくなった祖母を
父が引き取った。

祖母は物忘れがひどくて火の始末が出来ず、
ボヤを起こすこともあったそう。

そして、そんな祖母に対して、
父が暴力をふるう事もあったそう。

当時、まだ元気にしていた母が
時折父と祖母の様子を教えてくれた。
その様子を聞いていて、
「父と祖母はそれで幸せなんだろうか」と
私は疑問に思っていた。

祖母を施設に入れて
距離を取った方が
お互いの為なのではないかと
母と話していた。

何が本人にとって幸せかは、本人しかわからない。

ただ、傍から見ると悲惨な光景でも
本人たちも辛いと思うのだけど、
本当の意味では幸せだったのかもなぁと思う。

自分で選んだことだから。

だけど、私は違う。
もう50歳だけどまだまだやりたいことがある。

三女の高校生活もある。

今は父とは物理的距離を取って生活することが
私は幸せだ

まぁ、施設に入るという条件で愛媛に呼ぶことはあったとしても、
それは父が意思表示をした時で、
今は無い

慣れ親しんだ土地を離れるという事は、
父にとって私が考えつかないほどのストレスになるだろう。

物忘れ程度で済んでいる父だが、
環境の変化によって
認知症など発症する可能性はとても高い。

まぁ、なんにしても父の意向を聞いていくしかない。

父の本音は・・・?

今回の事もケアマネさんに
「娘には言うな、迷惑になる」と言っていたそうだ。

私の弟の元嫁さんはとても父の事が好きで、
毎年お盆や正月、母と弟の命日には
県外からわざわざ娘たち(父にとっては孫)を連れて
お墓参りに来てくれていた。

それに対しても、つい最近
「もうこれ以上迷惑をかけたくない」と伝えたそう。

弟が亡くなってもう10年近く経つし・・・。という事らしい

父の本音は分からない。

私から見ると「やせ我慢」にしか見えないのだが、
本当にそうかは分からない。

弟がもう亡くなっているとはいえ
孫は孫だ

実の娘よりも実の娘のように
自分の事を慕ってくれる義理の娘なのにね。

ねこを手放せない事からも、
父は孤独で寂しいのだろうと
私は思う。

もっと周りの愛情を受け入れることが出来たら
父は一気に孤独ではなくなるんだと思う。

だけど、自ら孤独を選んでいる。

父はそのことにきがついているだろうか・・・?

本音を知っているのは本人だけ

私がそう思っているだけで
それが本音かどうかを知っているのは父だけ。

父がどう生きたいかは最期まで父が決める事だと思う。

私が生きたいように生きるためには、
私の周りの人たちも、父や娘たちも含めて
生きたいように生きていてくれないと

私は困る

自分のやりたい事をして、
ムリな事、やりたくないことを止めてみて、
気持ちに余裕が生まれてきた。

今とても幸せだ。

生活はほとんど変わっていないけど、
気持ちが物凄く変化している。

必要以上に背負っていたものが無くなって、
とても身軽になった。

これから先自分を追求していく中で、
父の世話を見て行こうと決断する時が、
もしかしたら来るかもしれない。

多分、
そうなる時はそうなっていくのだと思う。

父との関係だけではなく、
子どもや周りの人たちとの関係も、
下手にコントロールしないでいよう。

相手の気持ちを察して、
先回りして手を打つことで、
自分が変に気負いしないように…。

だから、
体が不自由になった親の面倒を見ないと
色んな批判もあるだろうし、
私の中にもまだまだ「親不孝者」という罪悪感はあるのだけど、
今はまだ自分の幸せを追求したいという
私の本音を大事にしていこうと思う。

 

 

親の面倒も十分見れなくても、私は私の幸せを優先する。

 

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