前回の記事で、持続給付金の話をしましたが、残念ながら対象外でした。
前年度の事業による収入が無かったので、今年に入って減額になったという比較ができないためだそうです。あくまでも、昨年度事業による収入(委託も含む)があって、それが50%以上減少しているというのが対象になる最低条件だそうです。私のように昨年の収入を雇用形態での給料で賄っていた場合は、そもそもダメ・・・(´;︵;`)
確定申告書も出来上がったのですが、(夜中の2時まで頑張った)まぁ、今回は無駄になったという事です。
給付金の対象外ではあったけれど
今回の試みで、私なりに感じたことがいくつかあります。
まぁ、給付金をもらうという所には繋がらなかったんですが、気持ちはスッキリしました。
残念ですよ!そりゃあ残念なんですけど、自分の立ち位置がはっきりしたというか、これからどう生きていくかの覚悟みたいなのが出来ました。
お金の整理整頓をすることで、心の動きを確認する。
今回、確定申告の書類を作るにあったって思い出していたことは、結婚していた時にやっていたパソコン作業。
私は、経理自体を触るのは初めてだったので各科目の意味をしっかり分かっていませんでした。時々ニュースで流れる「脱税!」これが頭の占領していて、自分が使ったお金を経費に入れるのか他の科目に入れるのかそれで税金が変わると思うと怖くて・・・。元主人には賢く上手くやれ!と期待され(これも、今思うと勝手に自分で背負いこんでた)勝手にプレッシャーを感じ、子育ての忙しさも加わってお金に関する作業をすることやお金について考えることも嫌になっていました。
確定申告の作業中、そんなことが頭をよぎって、「これをここに入れるとどんな風に思われるだろう?」とか、「こんなことも知らないのか」と馬鹿にされるんではないなど、色んな前提が出てきました。そこから、「ズルしたくなる」「誤魔化したくなる」自分にも再会!そのおかげで、昨日はパソコンに長時間向き合った疲れもあって一日寝込んでしまいましたよ(/ω\)
お金は誤魔化しがきかない
良い人に見せたい自分がいる
まだまだ、自分の中に「よく見せたい」という見栄を張るところが残ってるんだなぁ。
申告書は、とにかく今わかる範囲で嘘偽りなく仕上げることが出来て、(間違いはたくさんありましたが)満足!
確定申告の中の自分は偽りがない状態でとても気持ちが良いと感じました。
気をつけていたことは、節税を考えないという事です。
私が節税を考えず、細工をせずに記入をしたこと、これを提出した時に間違いを指摘されるかもしれないけど、自分がそう思ったという所がハッキリしているので、本当にスッキリしました。後で、「違う」と指摘されたとしても、「自分はこう思ったんだけど違ったんだね」と素直に受け入れられるような気がします。
もし、人から何か言われるんじゃないかって言う思いが強くて、誤魔化してしまったら・・・。
それは自分に嘘をついて欺いているのと同じことなんだね。
今回は「お金」という現実的で誤魔化しの利かないものを使って、自分をあぶりだした感じです。
お金の流れを把握することは心のデトックスに繋がる
確定申告に限らず、お金の流れを客観的に把握しておくことは、自分の心の位置をはっきり自覚するのに有効だなぁと思いました。もちろん、意識せずただ家計簿をつけているだけではそんなことに気が付くことも無かった。
で、家計簿は自分が見るだけだけど、確定申告は自分の内側を公にさらす作業
嘘偽りのない心をさらけ出すという事は、要らない思い込みを捨てる作業(デトックス)でもある。
多少めんどくさいけど、やってみるとスッキリするのはそのせいかもしれないですね。
ただ、今回給付金が受けられない状態だとはっきりして、今後の生活をどうしていくかは現実問題として考えなくちゃ。
引きこもり生活を続けるために出来る事は何か(ーー゛)
これからもルポしていきます。