施設の対応に対する不満
感謝って本来
自然に湧いてくる感情だと
思うんだけど
感謝しないといけないって
周りから言われる事って
ありませんか?
私、基本天邪鬼なので
「しないといけない」って言われると
反発しちゃうんだけど
そう言う事で
思う所があったので
ちょっとまとめておきたくて
これを書いてます。
先日またしても父が入院しました。
連絡が来たのは夜中の2時過ぎでした。
何となく目が覚めてトイレに行ってベッドに帰ってきたら
着信がありました。
数日前、父がベッドの横に倒れており
その際肘を売って傷があり
なかなか治らないとの報告を受けていました。
そのこと?でもこんな夜中に?
そう思って電話をかけなおすと
父の状態が急変して病院に移送したとのことでした。
怪我をしていた左肘が腫れあがり
熱が38度台に上がったという事です。
搬送した先の意志の見解として
左上肢の筋肉が壊死を起こしている
手術が必要なので同意が欲しいとのことでした。
病院の連絡先を聞いて
電話をしてました。
手術をしても左腕の機能は元に戻らない可能性がある
しかし、このままでは左上肢を切断しなくては
ならなくなるかもしれない。
ただ、年齢や体力的な事を考えると
先ず手術に耐えられるかどうかわからない
保存的に抗生剤の点滴により
治療することも出来るが
効果がどの程度あるか分からない
どちらにしても最悪
命を落とすかもしれない
そんな内容でした。
謝らなければいけない問題?
担当医師との話の結果
家族(もう私1人しかいませんが)の方針としては
できるだけ苦痛を取り除いて欲しいが
手術などの侵襲を伴う治療や
延命治療はしない方向でとの意思を伝えました。
このやり取りを受けて
「明日専門の先生と治療についての方針を決めるので
今日はゆっくり休んでください」と言われて
その時は電話を切りました。
すぐには眠れなかったけど
ちょっとウトウトしていたら
6時ごろに施設から連絡があって
「病院から入院の手続きに来てくださいと言われたので
手続きしてきてもいいでしょうか?」と連絡がありました。
何回も「すみませんでした」と謝まっておられて
本当に気の毒だなと思いました。
誰の責任でもない事なのに
私にそんなに謝らなくてもいいのに
何でそんなに謝らなくちゃいけないんだろうって
転倒推した傷が原因と言っちゃそうなんだけど
そんなの、もっと父に免疫力があれば
傷がそんなに悪化することは無かったし
父の認知症や、失明の状態がもっと違ってたら
そもそも転倒なんてしなかったし
そもそも失明してなかったら
まだ一人暮らしが出来てたかもしれないし
全て自然の流れの中で起こった事で
誰の責任でもないのに
介護者が必要以上に責任を負うように
なんだかそうさせられてる気がして
福祉や医療に関わる人間としては
その気持ちが痛いほどわかるので
父の事よりその施設の人たちが
もっと幸せに働いて欲しいと
そう思いました。
次の日のケアマネさんとのやり取り
でね、父の今後について
話し合っておくことが必要だなと思って
父の担当のケアマネさんと電話で話したんだけど
結果として今の施設については
今すぐ退所するのではなく
1ヶ月ほど治療の進み具合を見て
今後の方針を立てることになりました。
で、病院に行くことがあるなら
施設の方にも連絡して欲しいとのことでした。
私ね、父が今の施設に入所してから
一度もその施設に行ったことがない
多分、不通に聞いたら
「信じられない」
そう思われると思うんだけど
元々父とは疎遠だったし←ここが一番、正直あんまり関わりたくない。
愛媛と岡山という事で距離があるし
県外に出ることで派遣の仕事が制限されるし
三女の学校にも影響あるし
色々理由つけて行ってなかった。
だけど、8月は三女も夏休み中だし
お盆もあるので一度は行ってみようと思ってたところだったから
病院と施設は離れてるけど
病院に行くのなら施設にもお礼に行かないとって
思ってたのですよ。
なので、「そうしますね」って返事したのに
「本来なら病院への搬送や手続きは
家族の方がやってるんですよ。
みんなそうしてるんです。
あべさんのところは遠いので
施設の人が親切でしてくれてるんですよ。
だから、○○さんも・・・。
一回も会えてないって施設の人も言ってたし
連絡よろしくお願いします」
ていわれて・・・。
ちょっとガッカリしたんですよ。
なぁんか押しつけがましいなぁ~って
介護者、利用者、利用者
すべてがwinwinだったらいいのに・・・。
私個人の考えを書いていくよ
本当に感謝しかないんだよ
遠方に住んでいる家族の立場としては
ちょっとした病院受診や買い物など
家族の代理でやってくれることは
本当にありがたいこと。
ましてや、私は正直なところ父とはあまり関わりたくないので
(だから、離婚しても実家に帰らなかったのよ)
本当に面倒事を引き受けてもらって
感謝しかない。
父の面倒臭さを小さい頃から知っているからこそ
今、父の傍にいてお世話をしてくれている施設の職員や
ケアマネさんは本当に大変だと思うし
ありがとうございますって思う。
だからこそ、無理して欲しくないし
出来ないことは出来なくていいと思っている
もし、入院手続きが出来ないとか
荷物が持って行けないとか
入院中の洗濯をしないといけないとか
そう言う事が無理なんであれば
出来ないって言ってくれてもいいと思ってる。
それが出来なくても
父を入所させてくれているだけで
もう十分やってもらってると思ってるから
無理してやらなくてもいいのに
でもね、引っかかったのは
「本来施設では請け負っていないことをしてあげてるのだから…」という言葉
いや、本来できない事なら
無理にやってくれなくてもいいんよ。
本来「家族が来ないのなら入所できない」って言うんなら
入所させなくてもいいし
行ける時まで待ってもらってくれるんなら待ってもらったらいい
同じ様に今回の入院も
緊急性があったのなら救急車を使えばいいし
その後の手続きは家族に任せるのなら
家族に任せるでいいんだよね。
緊急の事態に動けないんだったら
動けないでも全然いいのよ。
それを本当に親切でやってくれてるのは
本当に感謝してる
だけど「本来できない事をしているのだから…」の
「・・・」には何が入るんだろう?
私は、とてもそれが重い・・・。
正直、父の心配だけじゃなくスタッフのご機嫌も取らなくちゃいけないのか
やり取りに感情が入ると、本質が見えにくくなる
そして、父が無事退院を迎えたとき
私は父を病院まで迎えに行き
施設まで連れて行きました。
父が入所してから初めて施設に私が行くというので
スタッフの方々が待ち構えていてw
話し合いを少しだけ持ちました。
聞いてないよ~
早く帰りたかったのに・・・。
こういう連絡、全然してくれないのに・・・。
その時に施設長から渡された紙に
スタッフの思いというのが書かれていました。
そこにはとても家族としては辛い言葉が書かれていました。
「(家族と)連絡がなかなか取れない。」
「協力が得られない。連絡してくれないのなら受け入れられない」
なんてことが書いてありました。
そうなんだぁ~。って読みながら思ったんだけど
その時はまず、今回の入院で心配をかけたこと
尽力していただいたことを労いたかったので
それに対する思いは、
正直あんまり何も感じなかった。
だけど、紙に書いてあるので
その内容を目にするたびに
「なんで!(# ゚Д゚)」って気持ちが湧いてきて
紙を破り捨ててしまった。
最初に書いたように
連絡については
スタッフが必要と考えて連絡したのに
それに家族が反応なかったとしたら
それは家族が選んだ選択なので
スタッフが責められることではない。
だけど、遅くなったりはするけど
私は必要な対応はしてきてたよ。
正直、私から見てスタッフ同士の連絡も
しっかりできてるとは言い難いよ。
なんかの件で連絡受けて
折り返し連絡したら
「その人がいないので分からない」って言われたこともあるしね。
電話で決めたことが
何にも反映されないことも
結構あったよ。
その為に何回も同じことを言われて
そのたびに説明なくちゃいけないことも
この施設、連絡が全然うまくいかない…。
そんな風に感じてた。
なのに、連絡が出来ないなら受け入れられないって
どういうこと!?
スタッフのご機嫌取りをしてる暇はない
スタッフが思うような
家族への連絡が取れない状況は
介護の現場ではとても不安に感じることなんだろう。
だけど、それは利用者や家族へ向けるのは
ちょっと違うと思う。
もし、連絡が取れないことで
何か問題が起こるとしたら
それは、よくわかってない家族からの
クレームとか訴訟とか
そういうことになるんだと思うけど
スタッフとしては
連絡している事実があれば
連絡を取らなかったまたは
対応しなかった家族の責任なので
何の責任も負う必要はないこと。
施設の管理者は
それをちゃんと分ってないとね。
よく、病院でもあったけど
家族が協力できないんなら
病院としては出来ることを淡々とするしかないんよね。
施設だってそれは一緒。
そこに個人の感情を入れるのは
(まぁ、その人の自由だけど)
ちょっと違う。
スタッフの不安を解消するために
家族や利用者がいるわけじゃない
まぁ、ちょっと今の施設は
父を受け入れるのは無理なんだよなぁ。
免疫機能がダダ下がりの現状
今回の隊員の時に
父が飲んでいるお薬の説明を受けたんだけど
物凄い量のステロイドを飲んでた。
そりゃ、皮膚も薄くなるし
免疫も下がるでしょ
これ、本当に飲まなくちゃいけないの?
って聞いたら
「いや、これ、入院前から飲んでる薬なんですよね。
ほんとに必要なんかな?今回の入院中には判断できなくて…。」
担当医からはそういう返答でした。
で、施設に帰ってから看護師さんから
「もう、薬もたくさんで本当に(手間がかかって)大変なんです。」といわれたので、
「あんなにステロイドいるんですかね?」って聞いてみたら、
NS「へ?」
私「2種類も飲んでますよ?あんなに飲んでたら免疫落ちるし皮膚も薄くなりますよね」
NS「そんなの飲んでました???」
って感じで。
今年に入って5回入院してるけど
全部「~炎」炎症なんよね。
検査データしか見てないと
こういう結果になるんよ。
緊張とストレス。
スタッフからの要望書wに
「目が見えなくて、脳トレやレクレーションが出来ない」っていうのがあったけど
なにそれ?だから何なん?
目が見えなくなっていってる過程や認知が少しずつ進んでいっていることは
その当事者にとっては「恐怖」
まさしく記憶が飛び飛びになること
視覚情報が奪われていくことは
父にとってかなりのストレス。
その状況でも
「みんなと同じようにやっていかないといけない」というプレッシャーは
体の免疫機能を下げる原因だ。
今回の退院の時父は
「帰って頑張っていけるかなぁ?」って呟いてた。
病院から退院する時って
「はぁ~よかった。これでゆっくりできる」って安心するものじゃない?
だけど、父は違う
施設に帰ることでまたあの生活が始まるんか
頑張れるだろうか?
やっていけるだろうか?
そんな不安を持ってるんだよね。
そりゃ、免疫機能も下がりますよ。
被害者意識で介護してほしくないなぁ
で、スタッフとしては「家族がちゃんと協力してくれれば!」って思うんだろうけど
そう思うのが悪いことではないけど
ぶつけてくるのはお門違い。
できるところはやる
できないところは出来ないという。
工夫する。
それしかない。
私たち家族としては
施設に頼れるところとそうでないところがハッキリしている方が
動きやすいよね。
家族を預ける理由は
その家族によって様々だけど
「私たちは被害者です!」って主張するような施設には
家族を安心して預けられない。
私の大事なものは今の生活を続けることなので
その為にちゃんと話ができる施設を選ばなくちゃと思う。
このことがあった以降も
多分一部の人の被害者意識が
スタッフ全体の意志としてある気がしてて
それに対して私がどうこうしようとしても
それはしょうがないと思うんだよね。
私としては対応するときに
相手の感情をできるだけ拾わないようにすること
私自身がそういうネガティブを受け取らずにいる事
そして、出来たら
施設を早めに帰ることかなぁ。
介護を楽しんでるところじゃないとね