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精神障害について私が思う事

デトックス

精神障害って聞いて何を思い浮かべるか

私が初めて精神病院という場出会ったのは、看護学生の臨床実習だった。
男性ばかりが入院している閉鎖病棟で、暗くて不潔なイメージだった。もう、30年も前の話。
入院している患者さんは、発症してから日常生活が送れなくなり、かれこれ10年以上入院している人たちばかりで、その時は精神病=治らない。一度入院したら一生出られないそう言ったイメージがありました。

精神科の医療分野では約10年前に大改革がされて、それまで療養施設化していた精神科病院は徐々に患者さんを地域に戻していく方針が示されて、薬や看護にも大きな動揺が起きていました。

精神障害になったら普通の生活はできない

そんな偏見から患者さんを開放していこうという動きが出てきました。

でも、未だに偏見は根強く残っています

人は”違う”事に強く怖れを感じる

人って個性が大事とか言いながら、人と違うってことに物凄く嫌悪感を感じたり嫌ったり排除しようとするよね。

中学校や高校での規則についても、髪型や制服の着方、スカートの長さや靴下の長さや形まで決められていて、そこから外れるとペナルティがある。このあたりからも、個性を育てる教育からは逆の道を行っているように見えます。
何となく、個性的なのはいいけど外れすぎると排除される。この、「○○過ぎる」ってすごくあいまいなんですよね。

精神科病院に10年勤めていて一番強く感じたのは、入院している患者さんたちは普通に生活している人たちと変わらないという事です。
普通と同じように感情があるし、笑ったり怒ったりして生活しています。

ただ、その表現の仕方がちょっと違うとても個性的な人たちなんです。

そして物凄くストレスに弱い人たち

そんな感じです。

ストレス本当に弱いから、ちょっとした環境の変化でも調子を崩してしまう。逆にしっかりしなくてはと、人並み以上に頑張ろうとしている人たちだと私は思ってます。

精神障害を作っているのは何なのか

どこからが精神障害なのかという線引きはとても難しいと思います。
実際、精神疾患の分類はその国によって定義が異なるし、それを扱う先生によっても解釈がまちまちだからです。
私が働いていた時も、「この人、入院する必要があるのかな?」
と思うような人でもドクターや家族がおかしいと言えば精神障害として診断名が付き入院治療を受けることがあります。

ある一定の生活ができなければ、精神障害である。
例えば引きこもりも精神に障害があると思われがちです。

私は、もし、この世界がもっと自由でたくさんの色々な価値観が認められる世界だったら精神障害って生まれるだろうか?とそう思います。

乱暴な言い方かもしれないけど、環境が変わったり、住むところが違ってそこになじめなかったら誰でも精神障害になりうるという事です。

そもそも個性とはの人とちがった、その人特有の性質・性格。個人の特性です。良くも悪くもその人らしさです。

精神障害は個性。

精神障害を個性と認めない世界は、人と違った性質やその人の特徴を認めないという世界です。

認めるという事は肯定する事と同意ではありません。ただそこにいることを許しあう事です。
何か価値を見出そうとするのではなく、ただそこにいるだけでいいそういう事です。

人は生きているだけで価値がある。そういうことを教えてくれる存在なのではないか。
私はそう思います。

精神障害は個性
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