7月22日、セミナーに参加してきました。
おのころ心平さん、川嶋朗先生さん、福島正伸先生(クマ)さんのコラボセミナー
おのころ心平さんのセミナーは2回目の参加になりますが(今回はZOOMで参加)、毎回本当に面白い。医療にかかわる人たちは、一度はこの方たちのセミナーや講演会に参加して欲しいと心から思います。
多角的な視点から何を選ぶか
いつも思うのは、「こういう講演会を、医師会や看護協会が主催すればいいのに」ってことです。
まぁ、現実は其々の利権、いわゆる大人の事情があるからなかなか出来ないんでしょうが、今医療にかかわる勉強会が本当に面白くないし、実践では使いづらいものがほとんどという事実。だから、そろそろ今の医療一択ではなく、沢山の選択肢の中から患者側が自分で選ぶことが、この先重要になってくると私は思います。
この講演会でも、一貫して言われていたのは
多角的な視点を持つ
自分で選ぶ
という2点。
川島先生の提示してくれた資料の中に、日本人の健康意識に関する調査がありました。
日本人は、「自分が健康だと思っていない」人が世界でも群を抜いて多いんだそうです。でも、健康になるための睡眠や食事や休養などの基本的に必要とされていることに取り組んでいる人はワースト1だそうです。この矛盾!
こんな矛盾を抱えながら、医療に依存してしまっている今の私たち。ちょっとしたことでも病院に駆け込み、保健を使って本当に必要かどうかわからない治療や薬をバカバカ使う。医療費は膨れ上がって財政を圧迫する。結果、コロナによるこんな危機的状況でもお金を出してもらえない。ちゃんと知らないとこんなことになるんだって、私はビックリしました。
後、コロナに関する情報もテレビで放映されている事だけじゃなく、自分自身で確かめに行くことも大切だな。
自分の健康のために何を選ぶかは、もう誰の責任でも権利でもなく自分であるという事。
福島先生が自分の体験を踏まえ講義して頂いた内容について、
私は自分が信じることをとことんやってみる。
だと思いました。
今、病院にかかって診察を受けた時、お医者さんの言う事が全てだと信じている人がほとんどだと思います。だけど実際は同じ病気や症状でもお医者さんによって見解が違う。
福島先生はがんによる余命宣告を受けても、自分が治ることを信じて出来る限りの事をしてきました。その結果がんを克服し今は全ての事に感謝するスーパーポジティブな人生を送っていらっしゃいます。自分が信じたことに労力とお金を勝てたこともすごいですが(多分、相当の金額をつぎ込んでいらっしゃる)、治療に関しても今の医療の概念を超えて代替医療などにも積極的に自分が必要だと感じたことをやってきたことは、本当にすごいとしか言いようがないです。
福島先生も言っていましたが、私は福島先生ががんを克服したのは「治る」という強い信念と今正当とされている医療以外にも、自分の身を委ねること、いろんな角度から見ることが出来る柔軟性があったからだと思います。
自分の為に必要な事は他人や世間が決める事ではないよね。
治る病気も患者さん本人が「治りたい」と思わなければ治らないし
人間は見たいものしか見ない。
後、すごく印象に残ったのは「社会は感情で動く」という○○先生の言葉でした。社会は安全よりも安心を選びたがる。おのころさんが冒頭で説明していた、「人間は見たいものしか見ていない。の右脳には安心したがる性質がある」ということ。これ、本当にそうだなぁと思います。
コロナ感染が広がっていくとき「怖い」という感情に先に支配されると、その怖さのあまり、過剰な防衛反応が起こって、人を攻撃するよね。コロナが本当はどういうウィルスなのか、客観的に知っている人はそんなに怯えない。感情は自分だけのものだから、「怖い思いをさせないで」って、自分以外に責任を押し付けるのではなく、自分の中にその答えがあることを内観することが必要なんだと思う。
怖いと思う事がいけない事ではない。だけど、過剰に怖がって、人を攻撃したり、自分や他人の行動を必要以上に制限する必要はないと思うの。
元々、私たちの見ている事知っている事には偏りがあることを分っていれば、そんなに構える必要もない。
受け入れられないと思っていることも、実はフェイクだったりするから、一旦遠くから眺めてみることも必要かもしれません。
巷に沢山あふれる情報を、誰かの意見を参考に判断するのではなく、自分で確かめ自分で判断して行動する。これが、本当の意味での自立ではないかな。
コロナに関わらず、医療に関わらず、自分が健康であるために自分の時間とお金をどう使うかをもっと考えなきゃなって思いました。