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「子どもが学校を休みたい」といった日。#2

三女が高校に入って
もう一年が過ぎました。

この間色々あったけど
やっぱり色々ありますなぁ~。

今回もそんな中
「今日学校休んでいい?」

何となく予想はついていましたが


一旦停止の時期が来ました

そんな日のうちの一日の暮らし方
ちょっと書いていってみようと思います。

不機嫌な様子で帰ってきた三女

その日私は、
3日間の派遣の仕事を終えて
家に帰るなり一杯やってたんですよね。

やり切った満足感、達成感
そして、解放感。
めっちゃ最高の気分でした。

で、一人でウダウダやったところに
駅まで迎えに来て欲しいと
三女からLINEがあったのですが、

当然、このまま車を運転したら
酒気帯び運転になっちゃうので

「(。-人-。) ゴメンネもう飲んでるから」と返事をしたら

いつも「分かったー」っていうのに
その日は
「やだ(つд⊂)エーンー」
「荷物が重いのに…」なんて
ちょっといじけムード

?????

なんかあったかな?

そう思ってたら三女帰宅

あからさまに不機嫌な様子
「なんかあった?」って聞いても
返事もしないww

ご飯も食べないっていう

「あぁこれ、ダメなやつだ・・・。」

そう思った私は「今日は疲れたから、先に寝るね~」といって自分の部屋にさっさと引っ込んだ。

その後、ウトウトしていた私が目を覚ました時
まだキッチンでスマホを見ていた三女。
もう夜中の2時を回っていた。
明日も朝練があるので
6時前には家を出ないといけないのに

「なにやってんの?」と声をかけると

「(もうこんな時間や)ヤバいよね…。」と何とも言えない表情の三女

少しでも早く寝た方が良いのは分かっているのに
何故だか洗濯を始めていて

「明日いるものなの?」って聞くと、そうじゃないっていう
明後日から遠征が入っているのでその為に洗濯しときたいと・・・。

(*´Д`)はぁ???

明後日いるものを今日しないといけない?
もう、疲れて眠くてたまらない状態なのに?

私は途中になってる洗濯物を三女から奪って

「もう寝なさい!」と一喝した。

三女は少し泣きそうになりながら
プイっと横を向いてそのまま自分の部屋に帰って行った
そしてやっとベッドに入った。

イライラ(不機嫌)

結局、朝になって準備をし始めた三女が

「学校休んでいい?」といってきた。

本当は次の日に遠征を控えていて
それは楽しみにしていたので
その前の準備もあるし、ちゃんと学校へ行きたかったのだとか・・・。

休んだ1日はこんな感じで過ごしました。

  • 6:00~8:00 朝食、学校、部活に休むの連絡。
  • 午前中は寝て過ごす。
  • 14:30頃に起きて眼科へ健診とコンタクトレンズを受け取りに行く
  • そのまま翌日の遠征に必要なものを買いに行く
  • 16:00 帰宅して一休み、翌日の遠征の準備
  • 夕食を食べる
  • 19:00 就寝

 

ここ最近の三女の疲労は
ピークを迎えていたんだと思う。

学校に無理に行くよりも
一旦休んで、気持ちと体をリセットする事
それを私と三女は優先させることにした。

色々話しながら、先生へなんといえばいいかを探る。

でも、結局正直に
「疲れがたまっていてそれを解消することが上手くできなかった」

と伝えることにした。

そして、昨日すごく不機嫌だったことも
イライラしていたことも
イライラしている自分の事も
1人ではどうしようもできなかったと
泣きながら話してくれた。

今、そういう時期なのかもしれないけど

高校2年生って高校生活にも慣れてきて
もう進路について考えて行かないといけなくて
入学した時は同じ目標だった友達も
沢山の経験から「自分は本当はどうしたいのか」って
考え始める時

三女は友達のそんな変化と気持ちを聞きながら
自分もその友達の感情に感化されて
自分の気持ちがコントロールできなくなってたみたい。

友達に同情したり、同じような感覚を持ってみたり、
部活の練習は2年生になって厳しくなってくるし
本当に色々ストレスが溜まってたんだと

周りの色々な変化に対応できずに
苦しくなってきてること

私たちにも良くあることだよね。

幸い、先生も理解を示してくれて
このご時世、コロナに感染したのではと心配もされてたみたいだけど
熱もないし、1日好きなだけ眠って
大好きなわんことじゃれ合って
少し我を取り戻した三女です。

自分を取り戻す時間

昨日、三女が不機嫌だった時
普段、疲れていてもめったに不機嫌になることがないのに
何でだろう?って思ったんだけど

その時は敢えて深く聞かないで
好きなようにやらせていたんだよね。

自分の感情にちゃんと向き合うというか
その感情をしっかり味わったら
自分がどうしたいかをちゃんと分るだろうって
私は思ってた。

夜中の2時に洗濯しだしたのはビックリしたけど
本人はいたって正気なんだけど
完全にバグってるww

自棄になってるってww

それもほっといて良かったんだけど
流石にそれは、私が見てられなかったので止めた

止められたことにちょっとムッとしてたけど
一旦寝て起きた時には正気に戻ってた。

で、泣きながらイライラした原因を吐き出したら
落ち着いて「今日は休もう」ってなったみたい。

イライラの原因

これが、笑ってしまうのは
本人も「小さい事」って言ってたけど
誕生日のプレゼントの紙袋が雨に濡れてしまった事
とか、持っていたカバンの持ち手が色んな方向を向いてたこと
もちろん、迎えに来て欲しい時に迎えに来てくれなかった私に対しても
イライラしていた模様(*´艸`*)

後、本当に小さなことでイライラしていたけど
こうなってしまうのはやっぱり疲労が原因
毎日、ちゃんと疲労回復出来ていれば良かったんだけど

キャパオーバーになってたんだよね。

後、自分自身に集中できなかったのも
疲労回復の妨げになってた。
友達からの相談や部活の雰囲気
そんなのにさらされて自分を見失ってしまってたんだねぇ~。

「疲れた」は休むための立派な理由だ!

大人だってこの時期は要注意

一種の5月病だよね。

沢山の情報、沢山の人たちとの新しい出会い
新生活への期待、現実
結構この時期忙しい・・・。

特別な事じゃない

ほんとうに些細な事で
自分を見失っちゃう時ってある。

だから、5月はお休みが集中してるかもしれないけど

やっぱり基本は「休む」ってことなんだよなぁ

子どもだから休んでいいとかそういうんじゃなくて

大人だってちゃんと休まなきゃ

疲れた時に「寝る」「眠る」って言うのは本当に大事だなと思う

「よく眠れた」っていう実感が大切で、
必ずしも時間が長けりゃいいってもんじゃないけど

限られた時間の中で眠らなきゃいけないとか、
眠りの質を上げるためにグッズに拘るだけではなくて

本当に安心して眠ることが大切。

本来は必要な眠りが出来たら自然と目が覚めるもんだろうと思う。

「休む」時間を自分以外の何かに左右されるのも
なんだか変な話だと思う

私たちの世代は「疲れた」って言うのは休む理由にならなかった。
「休日にしっかりと疲れをとって、仕事に迎えるようにするのが大人」
そう思ってた。だから、子どもには社会に出てから困らないように
今から訓練させておかないと…。そんな風に考えていたけど

それこそ人間の恒常性や個性を無視した考え方かもと思う。

何のための休日なのか…。
「休日に目いっぱい遊んだなら
次の日の仕事には這ってでも行かなきゃいけない」
私、働きだしたころそんな風に先輩に教えられてきた。

何のための人生?
仕事の為の人生なの?
遊ぶのは仕事をするための息抜きなの?

 

そんなの悲し過ぎる
私はそんなのは嫌だ

だから、「疲れたら休もう」

学校とか会社とか「休めない」って思い込みすぎ
疲れたから休むって言うのは
いいわけじゃない。

ちゃんと主張していい「理由」だと思う。

 

子どもとの関りは、本当にたくさんの事に気が付かせてくれる。
子育ては、子どもを育てるだけに非ず
自分の成長の為でもあるんだなぁ。
苦しいと続かないから
これも休み休みで、リッラクスしていこうね~。

 

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