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自分がご機嫌でいるために

意地悪したくなる。

私ね、看護師をしてる頃
その前からかもしれないけど

「意地悪したくなる」

衝動に駆られることがある。

自分の中の正義が
我慢できなくなって
暴露してしまったり
晒してしまったり

その人が隠していることを
晒させてしまうような

そんな衝動に駆られることがある。

意地悪したくなることがある

自覚するまでは
それを無意識にやっていて
かなり反感を買う事があったんだけど

相手にとっては
私の言動によって
不快にさせられた!

って言う事なんだけど

私からしたら
悪いものを吐かせてあげた

そんな感じなんだよね。

ちょっとわかりにくいかもしれないけど

私のそういう衝動って
どこから来るのか
何の意味があるのか

そこをちょっと掘り下げてみようと思う

不調を周りのせいにする女性

昔働いてた病院に
とってもプライドが高い女性が入院してきた

見た目、キャリアガールといった感じなんだけど
心の不調を抱えていて
困ったような表情のお母さんが
ずっとつきっきりだった。

彼女は入院生活について
様々な要望を出していて
自分の不調をどうにかしようと藻掻いてたんだけど

特徴的なのは
彼女は自分の心の平穏を保つために
必死になっていて
本当に余裕の無いように見えた。

そして、その時分に対する努力を乱すものに対しては
物凄く攻撃的になった。

私は見ていて本当に可哀想だと思った
その時は、心屋でまだお勉強してなかった時で
その人の『自分の心の平穏を保つ努力』に対して
刺激をしないように努めるのが精いっぱいだった。

攻撃

でね、無事に過ごしてたんだけど
あることをきっかけに
私は彼女から

物凄い攻撃を食らう事になるw

もうね、上品に振舞ってた彼女は
どこへ行ったのかと思うくらい

下品な言葉で私を罵る彼女は

本当に下品な人だと感じた。

同時に、「あぁ取り繕ってたんだよなぁ
これが本当の彼女の姿なんだな。
これをずっと隠していたとすると
物凄いエネルギーをそこに注いでたんだなぁ

気の毒に」

そう思った。

もちろん言われてすぐは
私もそんな事考えられないくらい落ち込んで
苦しくて泣いたけどね

彼女が私に対して感じてたことは

「恐怖」

なんだって、分かった。

私といると「素」が出てしまう

本当は何かを口汚くののしりたかったんだ。
裏切った人たち
病気になった自分
助けてくれなかった人たち
今も助けてくれない母親
役に立たない医療

自分を取り囲むすべて物に対する
恨みや怒りを

自分が作り上げてしまった
良い自分のイメージから抜け出せずに
ずっと我慢していたんだ

だからちょっとしたことをきっかけにストレス
噴き出す言葉
もう「呪いか」ってくらい

本当に奇麗な人で
スタイルも良いのに
周りにはどす黒いものが覆ってるような
そんなイメージだったよ。

多分そうやって
自分の家族に対しても威圧的な対応だったんだろうね。

そして、自分がこんなに自分を整えることに必死なのに
どうして余計な事を言うんだ!
どうして私の言うとうりにしてくれないんだ!
って周りに対しての恨み嫉みが
攻撃となって現れる。

構いたくなる。

こういう人に出会うと
何とか緩めてあげたいと思ってしまう。
これは無意識にそう思うんだけど

本当は入院中に何のトラブルも起こすことなく
静かに退院してくれればいいので
看護師としても当たらず触らずでいいと思うのだけど

その時は私は自分の心の動きに対しても
まだまだ認知が不十分だったこともあって

「何故か構いたくなる」って
思ってたんだよね。

それは怖いもの見たさなのか何なのか
当時は全く分からなかった

構いたくなる衝動を抑えてはいたけど
知らない間に漏れ出てしまっていたのかもしれない。

彼女はそんなこんなで周りにとても敏感になっていたので
私のそんな衝動を常日頃キャッチしていたのかもしれないな。

でも、当時の私の気持ちとしては

「あの人なんか重いもの沢山背負ってるから
その荷物を降ろして楽にさせてあげたい」

そんな気分だったのよ。

やり方が分からなくて反感買っちゃったけど
間違いなく、ああやって吠えることが出来たのは
彼女にとっては多少気持ちが軽くなったのではないかと思う。

まぁ、自己満足だよね~。
本人は辛かっただろうから

 

不調の原因は自分の中にある

そうなんですよ。
心の勉強をすればするほど
これは真実だなって思うのは

心に限らず「不調の原因は己にある」ってこと。

外側に原因を求めて
そこを改善しようととするだけでは
絶対に治らない。

彼女の場合は
『自分は正当に生きてきた』っていうプライドが高すぎて
1人で何とかしようとして
その為に自分を揺らすものをすべて排除して
自分を安定させるものだけを周りに置こうとして
排除できないところは無理やり捻じ曲げて
自分の好みの形にしようとしていて

全部外側に意識が向いていたんだよね。

彼女の生きてきた足跡を見ると
とても素晴らしい人のように見えるけど
それは本当にがけっぷちを歩いてきたみたいで
言い方悪いけど張りぼてで自分のものにはなってなかった。

だけど本当に努力をしてきたから
上手くいかない事で
周りを恨んで責任転嫁してきたことで
更に自分を追い詰めることになってたんだね。

当時私は、そういう事を何となく意識していて
でも本当に高慢ちきな彼女の態度
(彼女は精一杯周りに気を遣ってたと言い張るんだけどね)
にイラついていたのも確か

「もっと周りに気を許せばいいのに」って
私が思ったのは

彼女が「周りに気を許せない」「信用してない」「見下している」っていう意識に
取りつかれてる感じがしたからなんだよね。

アプローチは失敗したけど
その人との関りで

『自分が自分を苦しめていることに気が付かない人がいる』

それが分かった経験でした。

自分の機嫌は自分で取る

私は今、これと言って体も心も不調がない。
あるとすれば太ってることくらい。

若いころに比べたら体力も落ちたと思うけど
今の生活リズムや年齢からしたら
充分だと思う。
(だけどもっと軽やかになりたいとは思って努力はしている)

それは、自分の機嫌の責任は
自分が取るって決めてるから

彼女は自分の機嫌を周りに取ってもらおうとしてたから
辛さ倍増だったんじゃないかと思う

今となっては、彼女はどうなりたかったのか
分からないけど
彼女に限らず人って「幸せ」になりたいって思って生きてるんだよね。

多分、勉強していい成績をとること
いい学校に行っていい会社に就職する事
綺麗になること、高級品を身に付ける事
ステータスを高く保つこと
いい結婚をすること

みんな幸せを味わいたくて
そこに向かって努力するんだけど

もしかしたら本当にそこで幸せを感じることが出来るって人は
スムーズに行けるけど
そこを目指せば目指すほど苦しくなる人は
ちょっと行くべきところが違うのかもしれないって
一度疑ってみるといいカモね。

そこに行くための努力の方法を
間違ってるのかもしれないよね。

なぜそこに行きたいのかを
見失っているのか若しくは他人の意識に動かされているのかもしれない

斎藤一人さんがね

「人生上手くいくようになってる。上手く行ってないのは何かが間違ってるんだ」って

言ってたなぁ。

上手く行ってない時
行く道が間違ってる時に
病気になったり
トラブルが起こったりするなら

それは、軌道修正のチャンスだし
人に当たるよりも感謝すべきものなのかもね

だから、周り腹立てても良いけど
じゃあ自分はどうしたいの(。´・ω・)ん?って

聞いてみなくちゃ

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