be myself

問題が起こった時の解決方法

先日、三女と話していて
とても素敵な話を聞いたので
覚え書き

素敵な女の子

その子は三女より学年が一つ下で
小学生の頃から一緒にバレーボールをしてきた子。

とてもバレーが上手で
素直で笑顔のとてもかわいい子。
年は違ったけど物凄く仲が良く
お互いライバルとして、
一緒に頑張ってきた子

学校の帰り道。
三女は去年、部活は引退しているので
その子と帰りが一緒になることは
ほとんどないのだけど
その日はテスト期間中で部活が無くて
久しぶりにその子と帰りが同じになったそう。
しばらく歩いてたら
同じ部活の1年生が自分たちを
キャッキャしながら追い越していったんだって。

三女は
「今年の一年生は先輩に挨拶しないんだなぁ」って
思いながら見てたらしい。
そしたらその子が
その追い越した一年生に向かって大きな声で
「さようなら~(^▽^)/」って
挨拶したの。
そしたら、その子に挨拶された一年生は振り向いて
「さようなら~(^▽^)/」って
ちゃんと挨拶して、
お互い笑顔でほんわかしたムードになったようです。

そりゃそうだよね。
そもそも挨拶されて気分の悪くなる人はいないし
挨拶は強制されるもんでもない。
だから、挨拶した方が良いって言うんだったら、
どちらが先にするかなんてどうでもいい事で、
相手がするまで待つとかしなくても
自分からしちゃえばお互い笑顔でいられる。

三女がその子に聞くと
「全然挨拶してくれないから、もうこっちから挨拶してるんよ~(#^.^#)」
って笑ってたらしい。

 

三女は「可愛いなぁ~」って
帰ってきて真っ先に話してくれました。

おかげで私もほっこりしました。

 

中学女子の揉め事あるある。

運動部の経験がある女子にとって
部活あるあるのひとつに
「後輩が挨拶しない」っていうのが
きっかけで先輩後輩の間で揉めるってのがある。

小学生の頃
スポーツ少年団で一緒にバレーやって時は
上下関係なんて関係なくて
お互いに愛称やら呼び捨てが普通だったのに
中学生になって
部活になると急に
「○○さん」「○○先輩」って
呼ばなくてはいけなくなって
敬語を使わないといけないとか
後輩から挨拶しなくちゃいけないとか
急に距離が出来て
今迄の関係がギクシャクしてくる。

そんな事があっても
変わらないでいられる関係もあるけど
なんでか「先輩を立てなくちゃいけない」って
親も一緒に過敏になっちゃうって
なんだか寂しいよね。

という私も
「ちゃんと挨拶しなさい」って
最近まで子どもを見張ってました。

ルールを守らないと
子どもがみんなから仲間外れにされるって
思い込んでたからね。

私自身の保身でもあった。

団体生活で、人と違う事をするって
社会的に抹殺されるって
思い込んでたからなぁ。

ちゃんと社会のルールに順応していかないといけないって。

初めての上下関係

1年生にとっては初めての「上下関係」なので
上手くできなくて当たり前で
抵抗があったり
恥ずかしかったりするから難しいんだと思う。
(私自身は遠い昔過ぎてわすれたww)
2年生にとっても1年前の事なのに
自分が先輩になるとす~ぐ忘れちゃうんだね。
っていうか、やっぱり、自分がどうだったかは
人間棚に上げる傾向があるんだなって思う。

で、初めて先輩になった側としては、
途端に先輩としての責任を感じ始めて
それぞれの先輩らしさを元に
後輩を支配し始める。
「挨拶しない」後輩がいると
「挨拶しなさい」って注意して
いう事をきかせようとする。

それでいう事を聞かなかったら、
人間性を否定する事にまで飛び火して
それぞれの仲間を集って対立しちゃうんだよね、(遠い目)

今では、こんな上下関係必要なのかって思うんだけどね~。

でも、この子は相手が挨拶しなかったら
自分がすればいいって
何の抵抗もなく行動出来ちゃうことがすごい!

普通は、後輩から挨拶するもの!ってところに拘って、
意地張っちゃいそうなところ
自分から行動することで相手の行動が自然に変わる。

この、「自然に変わる」ってとこ
非常に大切だと思う。
多分、この子は1年生の行動を変えようとはしていなくて、
自分が挨拶した方が良いから、気分がいいから
挨拶したって話。

それが、年下であろうが、先輩であろうが、先生であろうが、
そんな事は関係なく
ただ「その方が気分がいい」ってだけ。
相手をコントロールしようとは思ってないところが
この子の素敵なところだと思う。

私は、この話を聞いて
本当にこの子凄いなぁって思っちゃいました。

いい意味で自分を主張しない

そしてついでに
この子のすごいエピソードは他にもあって
それはこの子がまだ小学5年生の時なんだけど

うちの子たち6年生が最後の試合を終えて
新チームになった時
この子がキャプテンに選ばれたんだけど
この時一緒に副キャプテンやってた子が
物凄くしっかりした子で
下の子に
「キャプテンより副キャプテンの方がしっかりしてるやん!」
って言われて
その子が返した言葉が
「私、みんなに助けてもらわないと何にも出来ないから~ww」
だったの。
私、これ聞いた時

「素敵!!」

って絶賛しちゃいました。

ホントに自分をちゃんと客観的に見ていて
それを否定もせず
出来ないことがあっても
それをそのままスって受け止められてる。
そして、自分の周りの人たちを
何の疑問を持つことも無く
信じ切ってる。

周りが助けてくれるって
私は助けてもらえるって
そういう自分を信じてるってこと

周りを変えるか自分が変わるか

私は結構、そんな時には
自尊心が刺激されちゃって
「そんなこと言わないで!」って
悲しくなるか怒りが湧き起こるかなんだけど
出来ないことは出来ないことで
そのまま受け入れることが出来るこの子の
器の大きさにとても感動したのです。
小学校5年生の小さな体なのに、なんて懐が深いんだろうって。

素直さって、最強だと思うww

私は今まで
人間関係でもめたり、何か問題があると
自分ではなく周りを変えようとしていた。
それでうまくいかなくって
心屋塾を頼って、いろいろ学んで
やっとここまで来た。

他人の行動に対してどんな感情が湧いてくるかは
人其々で
それが正しいとか悪いとか判断する必要もない。
周りを変えるより自分が変わる方が簡単だし早い。
自分が変わることは恥ずかしい事ではないし
自分を貶める事にはならない。

自分のできない事をそのまま認める事
それも自分であってそれを責める必要もない。

周りがなんと言っても、出来ないことは出来ないしww
隠す必要も無いし
誤魔化したり
嘘をついたり
自分を責めたりするなら
認めて曝け出しちゃった方が
自分も周りも楽になる。

出来ないことを隠しても、
必ず周りは気が付いてる(バレてる)。

そもそも、自分以外の人を変えるなん不可能。
そんな事を、腑に落とすまで年もかかっちゃった。

ただねぇ~、ここまで年を重ねちゃうと
言うは易しで
長年培ってきた拘りやプライドや拗れは
なかなか手放すことが出来なくて
(そもそも気が付かない時もある)
今も悶絶中。

最近自分の中の正義感が
本当い面倒くさいって思う。

三女との会話で色んな感情が湧いて
そこに新たな自分を見つけると
それを拒絶したくなってイライラすることもあるけど、
そんな私も私だと受け入れつつ

あの子の素直さに強烈に憧れる
嫉妬すら感じるww
もうちょっと早く気が付いてたらなぁ~。

ちょっとずつちょっとずつ進んでいくんだなぁ。
歩みは恐ろしく遅いんだけどww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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