ブログ

父の担当医からの電話。下肢切断と父のQOL

父が蜂窩織炎で再入院しました。

前回の退院から5日しか経っていませんでした。

前回の入院で蜂窩織炎と診断され、
入院の必要はないということで
8月30日に退院となりました。

退院後は施設に提携している病院に受診予定でしたが、
今回の病状に関しては診ることができないと拒否されたそうです。
その為、今後何かあった場合は退院したA病院に受診することになったのですが

患部の腫れが引かず
経過が思わしくないということで
A病院系列のB病院を受診し
今回の入院となりました。

施設からは電話で連絡を受けましたが、
先に書いたような説明があったのみでした。
そして、封書で今後についての覚書なるものが届きました。

詳しい状況説明もなく、唐突な内容に
本当にびっくりしました。

そして、今日
やっと担当の先生とお話しすることができなのですが
担当なのか、その先生は院長先生らしいですが

「お父さんの足の状況ですが、
足背に傷があって腫れがひどいです。
抗生剤の点滴をして今は落ち着いていますが、
なかなか傷がふさがらないのと腫れが引かないので
今後傷が壊死していった場合
傷を開けて悪いところを切り取るか
それでだめなら足を切断する手術をしないといけないと思います。

ご家族としては切断などの処置は望んでおられないということですが
このまま、何もしない場合は命の危険もありますが
それでも何もしないんでしょうか?

手術をすれば助かるかもしれませんが
何もしないのであればこのまま悪化していくのを
診ているだけになります。

私は医者ですから
何もしないわけにはいきません。

今の施設もこのままの状態では
受け入れは出来ないと思います、

うちも地域包括支援の関係で
2ヶ月したら退院してもらうことになります。

足を切断してきれいにしていないと
受け入れてくれるところはありませんよ。

そうなったら困るでしょう?」

ざっとこんな内容でした。

病院で働いてるときに
何度となく聞いてきた医師からの説明

こんなに脅迫的な説明?は初めてでした。

心の底から嫌気がさしました。

そして、施設に対しても
本当に腹が立ってきました。

施設にいるためには
足を切断しなきゃいけないのか?
本当に何の治療方法もないのか?

85歳を迎えた父が
今年に入って6回もの入退院を繰り返しており
体力的に気力も限界に近い父が
視力も低下して
片足を失って

本当に穏やかな老後を過ごすことはできるのか?

そんなことはお構いなしで

「命が大事だ」って「どうでもいいんか?」って
責めるように話すその先生を
本当に殴ってやりたいと思った。

さらに、もともと施設で提携していた病院が
父の病気を診れないと言ったから

「正直言いますと『かわいそうだから』うちで引き受けたんですよ
どこも引き取らないから・・・。
仕方なくなんです。わかりますよね。」

ってなんなんそれ!!!

だから言うことを聞いて足切っときゃいいんかい!
命がたすかりゃ、足なんてどうでもいいって?

本当に絶望でした。
ここにきて、こんなことを私が一人で決断しないといけないのか?

先生には、1週間考えさせてほしいと伝えました。

電話を切ってから
一人で抱えてることが辛くて
何かできることはないかって思ったけど

まずは一人で抱えないことだ

誰か~って思いでTwitterで呟いたら
返事をくれた人がいた。

そして、それを見て安心したとたん
ちょっと前、ご縁があった友達のお医者さんに聞いてみようって思って
早速メッセージを送ったら

漢方の先生を教えてくれた。
早速連絡を取ってみた。

受診できるようにお願いをしてみた。

父は今入院中なので
双方の地域連携室が直接調整してくれることになった。

診てもらえるかもしれない。
何とかなるかもしれない。

ちょっとだけ明るい光が見えた気がした。

そっちに行きたい。
そう強く願った。

やるだけのことをやろうと思った。

そして、今の施設は引き払って
うちの近くの施設を探そう
こちらも資料請求を開始した。

被害的で押しつけがましくて、
柔軟性の無い
そんな医療と福祉から離れよう。

より心が通った施設で
父と私と子供たちが幸せに暮らせるように

やれることをやっていこうと思う。

私は私とその家族を
軽く扱う人を断固拒否します。
そういう対応をする人たちからは
全力で距離を取ります。

その人たちに何を言われてもどういわれても
仁義を書いたとしても

私は私が大好きな人たちとの仁義を大切にします。

固く決意した今日なのでした。

 

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です